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審美歯科

1.「審美歯科」とは   2.歯牙漂白(ホワイトニング)   
3.新しく始めたホワイトニング
4.ホワイトニングによる知覚過敏


ホワイトニングによる知覚過敏

誰もが白い歯にあこがれ、歯を削ることなく歯を白くすることができる「ホワイトニング」は大人気です。
でも、ホワイトニングには知覚過敏という問題が起こることをご存知でしょうか。
ホワイトニング時には20〜30%の人に知覚過敏が起こると言われていますが、軽度の症状も含めると7割ぐらいの方は何らかの違和感を感じているそうです。

知覚過敏が出る原因

1.歯の問題

知覚過敏の多くは歯が原因となっています。何らかの原因で象牙質が露出していると薬剤の刺激が伝わり、痛みを感じます。薬剤が直接付着しなくても化学反応から発生するフリーラジカル(不安定で反応しやすいイオンや分子や原子)が広がって刺激を受けると痛みを感じます。

*エナメル質欠損や歯が欠けたり折れたりすることによる象牙質露出
*歯の根元や咬み合わせの面のエナメル質の磨り減り
*ひび割れ
*虫歯
*合っていない(隙間ができた)詰め物やかぶせ物
*歯周病などによる歯根部露出

また、象牙質が露出していなくても、エナメル質の構造上しみこみやすい部分があり、そういう部分を通ってフリーラジカルが象牙質へ達すると、知覚過敏が起こります。

2.施術方法による問題

*高濃度の薬剤
  ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素水や過酸化尿素の濃度が高いほど
  ホワイトニングのスピードが速くなりますが、知覚過敏の発現率も高くなります。

*長時間のホワイトニング
  ホワイトニング剤の作用時間が長ければ長いほど知覚過敏の発現率が高くなります。

*ホワイトニングの頻度
  一日の回数が多く、ホワイトニングを行う間隔が短いほど知覚過敏の発現率が多くなります。

*歯の表面の温度上昇
  ホワイトニングにライトを使用する場合、歯の温度が上昇する場合があります。
  温度上昇によって知覚過敏が発生します。

*歯の表面の乾燥
  歯の表面が乾燥することによって知覚過敏が発症します。
  歯の表面ではだ液の中のたんぱく質が皮膜となり歯を保護する役目もしています。
  それがホワイトニングによって除去されてしまっているので知覚過敏が発症しますが、
  自然に再生されると治ります。

対処方法

ホワイトニング中やホワイトニング後に知覚過敏が起こったら、ホワイトニングを一時中断し、知覚過敏に対する処置をします。その後、ホワイトニングの頻度を減らす、時間を短縮するなど知覚過敏をコントロールしながらホワイトニングを継続します。知覚過敏が重度の場合は、ホワイトニングを中断し、知覚過敏の治療が終わってからホワイトニングを再開します。

知覚過敏に対する処置の方法のいろいろ

*塗布法
  即効性があるので、知覚過敏が起こった時にまず行う対処法です。
  ホワイトニング中や終了後にフッ化ナトリウムや硝酸カリウム*1を塗布します。
  また、シュウ酸が配合された「スーパーシール」という薬品*2をすりこみます。
  「スーパーシール」は予防にも利用します。
      *1硝酸カリウムを含む商品はグラクソ・スミスクライン社(発売元アース製薬)の「シュミテクト」など
      *2「スーパーシール」はフェニックスデンタル社の商品名

*トレー法
  ホワイトニングのためにマウストレーを作った人のための対処法です。
  フッ化ナトリウムや硝酸カリウムなどの薬品を入れたマウストレーを5〜10分装着します。
  効果は高いのですが、マウストレーを持っていることが前提となります。

*簡易トレー法
  既成のトレーにフッ化ナトリウムのムースを入れて1分間装着します。
  治療の効果は弱いので、主に予防に使われます。

*洗口法
  フッ化ナトリウム配合の洗口剤でうがいします。効果は限定的なので補助的な方法です。

*レーザー法
  ソフトレーザーを当てることによって象牙質の表面を変化させて知覚過敏を軽減します。
  ただし即効性はありません。

*鎮痛法
  何らかの原因で歯髄炎に移行してしまった場合には鎮痛剤を服用することがあります。