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  歯と歯の周囲の炎症を起こす症状は?

デンタルインフォーメーション No.111 2004/02/04

1.歯肉の周りの炎症 2.下あごの親知らずのまわりの炎症
歯周病で歯肉が腫れていてもいつも同じような感じで気がつかないことが多いものです。
しかし、炎症がひどくなると、急に腫れて痛みが出ます。それを急性歯周組織炎といった特別な病名で呼びます。
親知らず(前から8番目の歯)は他の歯のように整然と生えないことが多いものです。
特に斜めになって前の歯に食い込むように生えていると、自分では歯ブラシが難しいものです。そういうところに汚れが残った状態で炎症が起きてしまうことがあります。それを歯冠周囲炎と言います。歯肉は腫れ、顔も、鏡で見ると左右違いがはっきりわかるくらいになってしまうこともあります。

3.歯の根のまわりにある骨の炎症
虫歯が浅いと冷たいものはしみませんが、だんだん進行していくと細菌が神経(歯髄)まで進入していきます。そして歯髄(神経)を伝わって、骨の中まで細菌が進入してしまうことがまれにあります。それを顎炎といいます。骨まで炎症が広がっているため、発熱したり、全身的にもつらくなってきます。もちろん顔の腫れも出てきます。治るまで、前述の2つの炎症よりも時間がかかります。

しかし、どの炎症にしても、自分で何かしらの初期症状(しみる、時々痛い、物がはさまる、咬むと気になる)は必ずあるものです。
口の中はいつも清潔に!
定期健診で上記のような症状を出さないようにしましょう。



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