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  歯の治療 中断の恐怖

デンタルインフォーメーション No.112 2005/02/18

皆さんに警告です。歯の治療を中断していませんか?大変なことになりますよ!

お口の中の問題(ムシ歯、歯周病、歯列不正、咬み合わせ不良、顎関節症)で歯医者さんに通っていても、症状が無くなったら自己診断で歯の治療を中断していませんか?
私のオフィスにも「以前治療した歯が痛んで・・・」とか「(何ヶ月も前に)仮につめていたものが取れてしまって・・・」ということで来院される方が時々いらっしゃいます。
「どこで食べていますか?」と私が聞きたくなるくらいあちこち治療中断の場所があり、どこから手をつけていいやら頭を悩ますこともあります。
ご本人は、とにかく症状が消えれば良いらしいのですが・・・。

私たち歯科医は、治療が必要であれば診断し、治療を開始するわけですが、だいたいは歯を削ることが多いのが現実です。
削らないと、かぶせたりつめたりはできないからです。
削ると高さが低くなり咬めなくなるため、当たって痛かった症状が消えますので、一時的に楽になることが多いのです。
でも、このあときちんと咬み合わせを回復してやらないと、大問題が発生してしまうケースがあります。

たとえば、咬めないところが左側にあったとします。
右側しか使えませんから右側のホッペの筋肉が厚くなります。
左側は使わないのでやせていきますから、写真を撮ると顔の形が左右違ってきます。
顔そのものも少し右にかしげますので、それを補正するように肩、腰がゆがんできます。

皆さんの中にも右肩上がりや左肩上がりの方はきっといらっしゃるでしょうネ!

あちこち治療中断して1〜2年以上たってしまうと、もとの状態に回復させることはほとんど不可能に近くなります
私たち歯科医が努力すれば、できるだけ回復することはできますが、これがかなり大変です。
頭部全体のX線写真、歯型、全身写真を撮って分析をし、その結果の数値を参考に、咬合器という器械上で再現していきます。
それを数十ミクロンで調整し、患者様の感覚を意識してさらに調整していきます。
何度も2時間以上の時間をかけた治療をしますので、皆様にも大事な時間とお金を費やしていただくことになってしまうのです。

私達は、皆様のお考えを大事にしますが、「痛くないからまっいいか。」ということがあとでどんな結末になるか知れば知るほどこわくなりませんか。

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