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  歯ブラシが病気を教えてくれる

デンタルインフォーメーション No.68 ’00/9/7

病気は体への気づきや愛情が不足したときに起きるものです。
体に無関心であったり、いたわりの心が無くなったときに病魔が襲ってきます。
ブラッシングはこのことに気づく一つのチャンスなのです。
歯ブラシをマスターすることは、そのテクニックと共に精神的な面があるということに気づくことが大事です。
そうならないとムシ歯・歯周病w治したり予防するための歯ブラシはできるようにはなりません。

ブラッシングすることは口の中の感覚を鋭くさせるための手段でもあります。
「口の中がどのくらい汚れているか」「歯に詰めたもの・被せたものが気にならないか」など、何かの異常を感じる鋭さを磨くのです。
ですから、いろいろなことが感じられるように口の中はいつもきれいにしていることが大切です。
鏡を使ったり舌の先を使えば、口の中の異常や変化に気づくことができます。試しにやってみて下さい。
舌の先で上下の唇をぐるりとなめ回すことができますか?
歯の内側・外側・奥側に舌をふれることができますか?そして、徹底的にきれいに磨いた後に舌で歯触れてみましょう。
ツルツルしているのが判りますか?
気分はスカッと爽快になるでしょう。
その感覚の積み重ねが、体の他の部位への関心やいたわりに広がっていくのです。

ムシ歯・歯周病は成人病と同じ生活習慣病なのですが、習慣を変えるの難しいものです。
歯磨きの後の「サラサラ感」「口臭のなさ」で満足せず、ましてや歯磨き粉の「ミント味」に惑わされることなく、歯の隅々までの「ツルツル感」を大事にして下さい。
一つ一つの具体的な感覚が習慣を変えていくことでしょう。

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