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  歯の大切さに気づいてください!

デンタルインフォーメーションNo.83 2002/10/15

毎日歯の1本1本をいたわっていますか?
ブラッシングはシャカシャカ音を立てているだけではありませんか?

歯並びは普通少しデコボコしているので、1本1本の生えている方向を気にして歯ブラシを当てなければなりません。
なぜそんなに気にしてみがかなければいけないのでしょう。
気にしていないと歯ブラシの当たっていないところが意外と多いのです。
それを気にしてケアしている人はからだ全体の健康も気にしているはずです。

最近の歯科衛生学の統計によりますと、
虫歯や歯周病で私たちがまず最初に抜歯してしまう歯は一番奥の7番目の歯ということがわかりました。
この歯は、一番奥ですから気にして歯のぐるり一周をみがくことを意識しないと口の中でもみがき残しの多い歯の1つなのです。
この歯がなくなると噛みつぶす力は半分に減ってしまいます。
次に失ってしまうのは上顎の前から5番目の歯です。
この2本が同じ側にあればもう噛む気力はなくなってしまうでしょう。
いつも反対側を使う習慣になってしまうかもしれません。

この左右どちらかの噛み癖というのは10人いれば7〜8人にはあるようです。
噛み癖があると使いやすいほうをどんどん使うことで今度は問題のない側も同じように痛んできます。
こうなったらもう崩壊は加速していってしまいます。
このような状態は中年族に多いと思っていましたら、このところ若者に目立ってきました。


審美歯科といって、前歯の歯並びをなおしたり白くしたりすることは
今では皆様にはとてもポピュラーなこととなりました。
でもこれは、奥歯が左右均等にしっかり噛めて問題のない状態であれば素晴らしく美しい口もとになりますが、
奥歯がしっかりしていないとせっかく白い歯を入れても欠けたりはずれたりして、
どんなにお金をかけても損をしてしまうことになります。
歯1本でも大事にすることを心がけましょう。

今までは嫌われてしまっている親知らずにも再植といって抜いたところに植え込むことでしっかり使うことでいきます。
矯正で歯を動かして7番目の歯のように親知らず(8番目の歯)を使ったりもします。

仕事でストレスが多いのは私たち歯科医も同じです。
健康は今では自分で管理するしかありません。
私たち歯科医は歯の1本1本をどれくらい気にしていらっしゃるかで皆様の健康度を見ています。
皆様はどのようにお考えですか?

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