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  金属の詰め物によるからだへの影響

デンタルインフォーメーション No.86 2001/12/3

今から15年くらい前までは、アマルガムという詰め物が、簡単にすぐ詰められるためにとても多く使用されていました。このアマルガム、パラジウム、その他重金属というものはからだに対してたくさんの悪影響があるのです。
特にアマルガムという銀色の詰め物は50%が水銀です。その水銀が溶け出すことによって、口の中や体の中にいる細菌類に反応して、メチル水銀となります。金属自体の毒性のほかに、蓄電池のように微電流が発生して、自律神経や脳へ影響を与えます。これが体にいろいろな症状として現れます。際立ったものが、金属アレルギーとして皮膚に出てくるボツボツの湿疹です。

金属アレルギーの症状

虫歯を生体材料で治療

体に良い金属もありますが、より異害作用が少なく体になじむ材料で、噛むという作業に十分耐えうる材料は、素材的に限られてしまいます。一つは歯と同じ素材に非常に近いリン酸カルシウムを使ったセラミックスです。もう一つはプラスチックですが、少しセラミックを加えてプラスチックの軟らかさを残した、適度な硬さをもった素材です。
今皆さんの口の中に詰まっているもの、かぶっているものを鏡で見てみましょう!手、足、顔に何か吹き出物が出ていませんか?体調はいかがですか・・・・?
パラジウムを生体材料に



ブリッジを生体材料に

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