診療内容

料金のことなどのお気軽にお問い合わせ下さい。
保険治療と自費治療があります。

一般的な歯科治療は?

ギネスブック2001年より
「全世界で一番蔓延している病気は歯周病である。地球上を見渡しても、この病気に冒されていない人間は数えるほどである。」

20世紀は虫歯治療に翻弄され、21世紀は管理と予防の時代になりました。
歯周病は病原菌の感染からなります。その研究は21世紀に加速しています。

・歯の最も重要な機能は、食べ物をしっかりかみ砕いて消化管に入り、体の中にしっかり養分として取り込めるように手助けするいことです。植物が根から十分な栄養を与えられて育つように、人間は口から入るものによって育ち、健康も手に入れます。つまり、歯は生命を維持するためのとても大事な器官です。その機能を適切な治療によって回復することがわたくしたちの役目です。

・虫歯や歯周病で歯を失った場合の治療にも同じことが言えます。 機能美を追求した補綴(ほてつ)(かぶせもの、ブリッジ、入れ歯のこと)は同時に審美的でもあります。「歯は治ったけど人前で笑えない」では意味がないのです。患者さんのQOL向上のためにも、エステティックを加えてはじめて美しい口もとといえます。

・審美性も加えたトータルな歯科治療がこれからもっとも求められるものです。

虫歯治療

虫歯治療のページにこちらから飛んで下さい

歯周病の治療

歯周治療は基本的には歯周初期治療として3~6ヶ月かかります。治療後は皆さんが十分に満足した結果になることが第一目標です。
そのあとのお口の中は、安定した健康状態を維持、それ以上のクオリティを上げるようメンテナンス(定期健診)をしていく、それがとても大事です。
 

(世の中で言うクリーニングに関しては保険治療でもいいのですが、歯周病ケアにはまったく足りません。クリーニングで歯周病治療していると誤解しないでください!)

★歯周病治療の流れ     ←この治療が口の中の人生を決めます。

  1. 歯周病治療第一段階
    資料集め
    • 歯周病の程度を見るための歯の拡大写真撮影(歯周病の程度を1本ずつ重症度確認。動揺があるかどうか、出血するかどうか、膿が出ているかどうか、骨がどれくらい溶けているか)
    • 歯の型を採取(歯並びからも歯周病悪化!)
    • CT(断層撮影)(骨がどれくらい溶けているかどうかの確認)
    • 歯肉の炎症や、歯周病の重症度のチェック(検査方法はルール化されています。)
    • 患者さんの写真を見て説明。
  2. 治療を理解できていますか?そして歯周病初期治療を希望しますか?の確認。
  3. 担当衛生士の紹介と治療スケジュール、自費の場合の金額の設定などお話し。
  4. 1、2週間に1度で10回~20回コースを設定。歯ブラシトレーニングから開始。
    衛生士さんは個々の口の中にあった歯ブラシの方法をお話し。
    そのあとは、歯石、プラークなど歯ブラシで除去できない所を衛生士さんが徹底的に除去。
  5. コース終了後のメンテナンスの実施(1〜2ヶ月に1回程度)ここまでたどり着くことが歯周病治療のベーシック。メインテナンスでこのまま維持!もっと引き上げる?(詳しくはできるだけ最初に衛生士が説明します。)

★大事なことは、歯の全体的な治療状態(詰め物、入れ歯、かぶせものなど)は歯周病治療の結果を左右します。ですから、全体的な治療となることもあります。このことは事前の歯周治療のお話のときにお話しします。

★PMTCは歯周病治療の基本です。

PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」から頭文字を取ったもので、歯科衛生士が専用の手用の機械や超音波などで歯ぐきから上の部分、骨が下がってしまった根の部分の両方をきれいにしていきます。これは歯科では基本中の基本です。
が、なかなか数回できれいにすることはできません。

自分の歯磨きでは取れないプラークや歯石とそれに含まれている細菌・付着物・毒素などを徹底的に除去していき、歯肉・歯の健康を取り戻します。

決してエステのためではないので、お間違えのないように!

PMTC治療中

咬み合わせ治療

★咬み合わせと、体のバランスは強い相関関係があります。

運動を日常的にしていると、からだの気づきは早く、改善も早い。

咬み合わせの治療後は歯だけでなく、偏頭痛、肩こり、腰痛など全身的な不調(膝痛、耳鳴り・めまい・脊柱のゆがみ・自律神経のアンバランスなど)も改善。

★まず、初回は既往症として一人一人の今に至るまでのお話をしっかり聞き出します。

表情、話し方、体の使い方、食事の咬み方、自分で気づく癖があるかどうかもチェックしてしていきます。
今までの病気やお薬を服用しているかどうか。

簡単な体操もしていただいて左右の差をみることがあります。
ちょっとした調整で、左右差に変化が大きく出ます。

そのため、1回の治療時間は余裕をみてください。

★長年の生活習慣はかなり深く関わっている場合が多いのですが、皆さんは気づけますか。

気づきにどこまで自分で対応できるかが鍵!体の使い方のアドバイスとアシスト。

★体のバランスを改善し、咬み合わせを調整

咬み合わせをいじるときの検査はかなり細かく行います。
全身の立ち姿を写真に撮り、姿勢矯正椅子に座った状態であごのゆがみをチェック。
できるだけ良い姿勢に合わせて咬み合わせの型を採り、咬合器という機械にその咬み合わせを正確にセッティング。
そして分析。歯型を装着して善し悪しの判断。

まず、検査項目ーCT(口腔内断層撮影)頭部パノラマ写真、部分頭部の側方写真をとります。
全体像を説明します。

また、整体なども併用して、いろいろな角度から上下の顎の位置を修正。

整体は月に1度プロの整体の先生に来ていただき、からだの動きがずれていないかあごが良い位置かを治療、修正。
終わったら咬み合わせも調整して治療していく。

★BBOという言葉について

当院の咬み合わせ治療はBBO咬合理論を使用しています。

BBO(Bio Balanced Occlusion)咬合理論では、噛み合わせから体のバランスを少しずつ改善していく方法です。

姿勢が良い状態の咬み合わせを口の中で再現。

▪︎噛みあわせと体のバランス案内所(BBO研究会)

http://bbo-kamiawase.com

入れ歯

●患者さんに合った機能的な入れ歯は、しっかり上下のあごに収まり、 口の中が痛くなく食事が取れます。結果、健康で食事もおいしくQOLが上がります。
合わない入れ歯は安定剤で咬めても、顎の変形が進むだけです。よく合った入れ歯は顎の骨の変形があまり起きません。
一度作った入れ歯は長く使うことが可能ですが、定期的なメインテナンスは必須です。結果、見ためにも機能的にも自然な美しさを保つことができます。

●義歯(入れ歯)はインプラントが広まってから少しずつ減少傾向です。

インプラントは外科手術で埋め込みます。手術と聞いただけで怖いと感じる人もいます。

また年齢が進むと、骨粗しょう症悪化防止の薬を処方されることが多くなります。インプラントは骨が壊死するのでむずかしくなります。今後かなり問題になってくるでしょう。

したがって義歯は、これからも変わらず必要です。インプラントは一生使えるわけではないのです。

義歯は10年20年としっかり使えて、咬めます。
審美的なものも十分考えたもの。

●義歯専門のテクニシャンに直接来てもらいます。患者さんと技工士、歯科医が連携して治療、作製、完成まで誠意を持って作成させていただきます。

咬み心地は毎回確認して、食事が摂れることを確認してから帰宅していただきます。

義歯が入っていてまた抜歯をした場合、食事が摂れ、審美を回復してから帰宅します。

また、入れ歯も入れたら終了でなく、続けてメインテナンスをしましょう。

そして生活クオリティーの維持を保ちましょう。

歯科矯正(マウスピース矯正)

●透明なマウスピースを使って歯を動かす矯正方法です。20年以上前から少しずつ浸透してきました。従来の矯正装置のような針金は使いません。マウスピースはいつでも取り外せます。自分ではずせることで食事にも支障なく、歯ブラシもしっかりできます。

●意外と他人は気づきません!

このマウスピースは歯がきれいに並んだ完成までを三次元的に想定してつくられています。2〜3週間ごと(数日ごともあります。)に交換して徐々に歯列を動かします。1~2年で終了です。

●歯にワイヤーを張る従来の矯正方法より早めに終わることができます。

マウスピースは一日18時間以上の装着が必要です。
また、金属がないので口の中が傷つきません。

少しずつ動かしますので、歯に痛みが出ません。

●一年後にはきっとキレイに並んでますよ。

マウスピース矯正(スターアライン)による変化

審美にこだわった前歯の治療

これからは皆さん一人一人に審美、機能美を追求し、より健康に人生を楽しむことを提案します。

ジルコニア、イーマックス、ポーセレンという従来の白いエステティック素材から、ここ最近開発された素材まで、皆さんのリクエストに応えられる素材が増えています。

保険ではCAD-CAMで作るかぶせ物詰め物があります。スキャナーで撮り技工所にメールで送ります。早ければ1日もかからず完成します。

アレルギーなどの問題から、金属の詰め物かぶせ物を白い材料に変える場合もあります。

審美に使用する白い材料
ジルコニア、ポーセレン、イーマックス