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  歯の治療・入れ歯について

デンタルインフォーメーション No.51 ’99/7/12

「入れ歯」と聞いただけで、一般にいやな感じを抱くようです。どうしても’年寄り’のイメージがあるからでしょうか。
もちろん自分の歯が一番です。いかに精巧に作られた人工の歯でも自分の歯には及びません。
今回は、いつかはお世話になる「入れ歯」についての基礎知識をお知らせしましょう。

1、そもそも「入れ歯」とは?
通常は取り外し式になっています。
いればの歯肉に当たるピンク色の部分を床(しょう)と言います。何本かの歯が抜けた部分に入れる部分床義歯と、全部無くなった時に入れる全部床義歯とに大きく分けられます。

2、部分床義歯について
未だ歯が残っていて、しかし歯のない場所が広範囲の時にはブリッジという取り外しの利かない固定したものをいれます。金属のバネ(クラスプと言います。)を残っている歯に掛けて安定させます。

3、よい部分床義歯とは
★使用感がよくて、物がよく噛めて、残っている歯をだめにしないことです。歯肉に触れるピンク色の床の面積が小さすぎず、また大きすぎず適切な大きさであることです。
あまり小さいと咬む時の力が歯肉に強くかかりますし、バネのかかった歯にも力がかかりグラグラ動いてきます。大きすぎても違和感が強くなります。

★バネの形・位置が正しく設計されていること。バネが正しい位置に着いてぴったりフィットして隙間が無いときには、その使い心地は快適です。
適合が良くないと入れ歯が動いて食べづらいばかりでなく、歯も動いてきてしまいます。

★噛み合せの調整が正しく行われていること。
食事によって人工の歯がすり減らないような良質の材料が使われていることが望ましいのです。
人工の歯はプラスティックがほとんどですが、時々はセラミックが使われている場合もあります。
理想的には、咬む力の加わるところは金属のほうが良いのです。


入れ歯がいやだと感じるのは、よく噛めなかったり、動いたりピンクの床のところが厚かったりして気になるからです。
このような欠点の無い入れ歯が良いのですが時間も費用もかかってしまいます。じっくり相談して決めると良いでしょう。


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