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デンタルインフォーメーション　No.54　’99/9/9

欧米人は昔から歯に金属を被せたり詰めたりすることを嫌います。
それは、皮膚の色と歯の色があまりにも異なると、健康的な歯も汚くて不健康に見えるためなのです。
したがって、歯が白いことはその人の価値観が高まり、ステイタスシンボルになるようです。
周りの人の注目を浴びることが、その人の自信につながるのはもっともなことでしょう。

歯医者さんで行う「オフィスブリーチング」が漂白の一般的な方法ですが、アメリカではすでに家庭でできる「ホームブリーチング」という方法が普及してきています。
1回が短時間で5回から10回通院すると”美しい白い歯”になることができます。
自分でやる「ホームブリーチング」は低濃度の薬品を使って毎日時間を掛けて行います。
歯の全体にマウスピースのような装置を寝る前につけて、朝まで付けています。
２〜３週間でかなり白くすることができます。

”白い歯願望”は皆さんにとても多いようです。
でも、虫歯やたばこのヤニ・お茶・コーヒーなどの汚れは、このようなことをしなくても治療や歯みがきで解決します。
くれぐれも、ご自分だけで判断しないで下さい。間違うと歯痛になったり漂白を繰り返しても白くなりません。
また、ブリーチングを行った後のメンテナンスを怠るとせっかくの努力も無駄になってしまいます。
３〜４ヶ月に１度のチェックは必要です。
歯に着色するようなお茶やコーヒーはできるだけ避けなければなりません。

”白い歯”は自己アピールができますので仕事も楽しいものになります。
白い歯を保つことは生活を規則正しいものにするのを助けることでしょう。クオリティーオブライフの１つとして”白い歯“を目指してみませんか。


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