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歯医者さんのプチ整形 |
デンタルインフォーメーション No.125 2007/03/08
私たち歯科医が虫歯治療に明け暮れる日々は過去の時代になりました。
今は「歯周病」と「咬み合せ」が主な治療となってきています。
インプラントにしても、両方が解決しないかぎり成功はしません!
今まで受けてきた治療の結果、「歯周病」「咬み合せ」は治療されて良い結果が出ているでしょうか?
当院に来る患者さんの中にも「歯周病」や「咬み合せ」の治療が必要な患者さんがたくさんいらっしゃいます。
しかし、多くの患者さんは当面の治療が済むと、それでずいぶんよくなったような気がして終わりにしてしまい、もう来なくなってしまいます。
でも本当はそれでは困ります。
私たちはもっともっと皆さんにアピールしなければなりません。
それを抜きにして口の健康を維持することはできません。
今までの治療で「しっかり治療して、メインテナンスを定期的(2〜3ヶ月ごと)に行って良い状態を保ちましょう。」と言われたことがありますか?
私たちがたとえそういうお話をしても、時間もとられるしお金もかかるしということで、ほとんどの方がしりごみされます。
以前はほんとに数人の方が意を決してシステム(治療方法+メインテナンス)に入ってくださるぐらいでしたが、それによって本人も驚くくらいの快適さが手に入るのです。最近では理解していただけることも増えてきて、この治療システムを受けてくださる方も少しずつ増えてきています。
最近プチ整形なるものが流行っていて、顔の左右不対称を気にしている人がコラーゲンやヒアルロン酸を注入してへこんでいる頬をふっくらさせてみたり、深い方のシワをのばしてみたりするそうですが、注入した医師の技によってはかえって変になることもあるし、人間の顔はいつも一定ではないので動きにつれてどうしても不自然に見えてしまいます。
それより、顔が左右不対称になるのは咬み合わせがゆがんでいる場合が多いので、咬み合わせの治療をしたほうが自然に健康的に美しくなることができます。
咬み合わせが治れば顔の歪みも治るし、よく咬めるようになることで筋肉も発達して顔がしまってくるのでひとまわり小顔になります。
また、からだのバランスも良くなるので姿勢も良くなり、立ち姿・歩く姿も美しくなります。
またその時にからだの筋肉もバランスよく使うようになるので必要な筋肉がつき、ヒップアップしてプロポーションもよくなりますよ!
今まで受けてきた治療をもう一度見直し、ステップアップして、年よりもいくつも若く見える幸せを手に入れましょう。プチ整形ではありません。歯が大きな助けになるのです。