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  歯周病の治療体験談(1)

デンタルインフォーメーションNo.127 2007/07/06

歯がグラグラしていて口臭がするので歯医者さんに行った。
どういうわけか痛みはない。

初めにレントゲン写真を撮ってそれを見せてもらった。
なんと歯がぐしゃぐしゃに腐っているのを知った。
このままでは何年ももたずに入れ歯になると思った。
でも、なんとしてでも自分の歯で食べたかった。
それが努力をすればなおっていくだろうといわれ、飛びついた。
 
1年半かかった。
1年半の間にブラッシングの指導を受けたが、それまでのみがき方がいかにダメであるかがわかった。
それまでは歯の表面だけをサーっとみがいて終わりだった。
口の中はハミガキ剤でスーッとなるし、それでいいと思っていた。
ところが、歯の表面なんて適当でよかったのだ。
私の場合は歯と歯ぐきの間が問題だったからだ。

早く治療してほしいと思っているのに歯ブラシの指導だけだったので不安になった。
が、よく説明を聞いていると、自分の歯はすき間があいている歯並びということがわかり「歯間ブラシ」というものを歯ブラシ以外に追加した方が汚れがとれることがわかった。
確かに使ってみたらどこに汚れがついていたのかと思われるくらいのかたまりになったものがついてきた。
気味が悪いくらいだった。
これでは歯ブラシでシャカシャカやってもとれていなかったことに気づいた。
朝晩2回だった歯ブラシも、口に食べ物が入ったら鏡を見て歯を見ながら汚れを取るようになった。
すると、気になっていた口臭がなくなってきたことはもちろん、なんだか楽しくなってくる。
 
歯周病のなごりもないくらいに口の中がスッキリしてきて今までの反省をしてみると、虫歯なら虫歯だけの治療をしても、土台の歯ぐきが弱っていたり腐っていたりすると何にもならないことがよくわかった。
家の土台(歯ぐき)は、家(歯)を大事にするためにはしっかりしていなければ、家ともども崩れ去ってしまう。
土台(歯ぐき)は、ともかく先に治療することであることがよくわかった。

埼玉県 主婦 T. M

なおってはじめて気づくことなのでしょうが、この体験談を読んだら、痛みがなくても検診はうけてみるということをおすすめします。
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