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デンタルインフォーメーションNo.129　２００７／０８／３１

「歯医者」へ行かなければと考えている人は、今、歯のなやみで、痛かったり咬めなかったりしている方だと思います。
でも、「歯の治療は痛いから、できたら行きたくない。」と考えている人がほとんどでしょう。
痛む歯をかかえ、歯医者さんのドアをあけるだけで、ビクッとしてますます緊張してしまいます。
ましてや、口の中をのぞかれようものなら何をされるか不安で、ますますかたまってしまいますよネ。
このような反応がまずます増幅して、痛いところは症状が強く出るのです。
こんなことを繰り返しているのが今までの自分でしたら、ちょっと変身してみましょう。
「痛くない時に行くこと」です。何も問題のないと自分で自信のある時に行くのです。

「何で〜？」
　このように「痛くない時に行くこと」を検診もしくは歯科ドックとでもいいましょうか。
歯医者はプロです。
何かしらかくれた問題をさがし出すものです。
問題が見つかったときにまず最初に歯を削ることは良くないことです！
問題があってもできるだけ削らずにすめば良いのですが、穴があいても削らないで良いこともあるのです。
あなたが変身すればですが。

今までの生活を反省できれば、私たち歯科医をアドバイザーとして利用してもいいのです。
問題発見があっても、私たちは患者さんのイヤがることはしたくないと思っています。
どうしたら良いでしょうか。
私たちは聞き役に徹すればいいのですが・・・。
作戦を練るのは得意ですよ。
協力していただければ、いくらでも手だては出てくるものです。
イヤがっていないで、気楽に相談に乗ってくれる歯医者さんを探してください。
「歯医者は痛くない時に行く」と思ってもらうために、私たちもそろそろ変身どきなのかもしれません。

今の健康ブームもそうですが、歯の治療も、いやし、リラックス、安心感も一緒になって幸福になれればと思っています。
皆さんに変身してもらう前に、私たち歯科医も問題にすべきなんですネ。

何となく歯医者さんへのかかり方がイメージできたでしょうか。
歯医者さんを上手に利用する人は健康生活を楽しめます。
自信を持ってきてください。イジメませんから。
「目からうろこ」ということもありますよ。

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