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  歯の治療に使ういろいろな器具について

デンタルインフォーメーション No.45 '98/12/25

初めて歯科を訪れてチェア−に座り、テーブルの上にある機会や器具を見て不安になったことはありませんか?
今回は歯科治療に使われる器具についてお話してみたいと思います。

左からミラー(鏡)、ピンセット、エキスカ、探針
左からへーベル、抜歯鉗子、剥離子
                

治療の第1歩は、患者さんの訴えを聞く問診から始まります。
どこが腫れているか、どのように痛いのか・・・と聞いていきます。
そして、どんな治療方法を望んでいるのかをお聞きします。
次に、診査といって、訴えているところを中心に、歯の状態、・噛みあわせをみていきます。
また、幅広く見るために、顔全体のバランス・首・肩・背中、そして腰や足先の開き方も注意して見て行くことがあります。
口の中を診るときは「鏡」や「探針」「ピンセット」「エキスカー」という基本セットをつかってじっくり調べます。
さらに虫歯の程度を見るために「レントゲン写真」も撮ります。

虫歯の程度がわかると治療に入ります。
虫歯を削って取り除くために「エアータービン」という高速切削器具を使います。
これは歯医者さんで一番嫌われる’キーン’という音がするものです。
先端につけた切削器具は 1分間に30〜50万回も回転するので摩擦熱が出ます。
そのために水が注がれます。
口にたまった水は「吸引器具」で吸い取ります。

ところで、虫歯を削った後、ずいぶん大きく削られたと思ったことはありませんか?
歯は、エナメル質という硬い表面で覆われていて1mm下にすこし柔らかい層《象牙質》があります。
虫歯はその象牙質で急に大きく広がっていることがほとんどです。
ですから、削ると’大穴’になってしまうのです。
これからは、軽い虫歯はレーザーを使ったりして痛みもなく治療できます。

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