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咬み合わせ Archive

咬み合わせ治療を中断している方へ

咬み合わせは治療により少しずつ変化します。
また変化させることで口の中、からだのバランスを整えていきます。時間のかかる作業です。
変化に合わせて調整をしないと治療の効果が現れてきません。
中断せずに頑張ってきている方はどんどん変化して、私たちも驚くほどです!
口の中が良好であることは、からだすべてにつながります。

中断が長くて敷居が高くなっている方、大丈夫ですよ。
治療再開すれば少しずつですが変化が現れてくるでしょう。
来年の目標は、口の中を元気にすることにしませんか!

BBO治療の中断

BBOによる咬合治療で作るスプリントはありとあらゆる顎のトラブルに即対応ができますが、初期の治療で安心したり、少し症状が変化(良い方へ改善)すると、こんなものかと治療の中断をしてしまう方がいます。
私たちにとって中断が一番困ってしまうことです。

上あごに比べて下あごは自由に動く余地があります。
それを安定させた位置にもっていって、歯の治療や顎関節の症状、そしていろいろな全身治療をしていきます。
中断すると、予想と違ったり思ってもいないことも生じてきます。

急速な変化への期待が大きい人ほど中断することが多いような気がします。

5年10年20年の単位で症状が出てきているのです。
急いで解決するものではありません。
一度で治すのではなく、からだの変化との連携を取りつつ調整していくこういう治療方法はあまり馴染みがないかもしれませんが、自分の歴史は長いのですよ。
よく考えて動かないと、利益(良い結果)も生まず、無駄な投資になってしまいます。
少し考えを変えると、長い目で見れば大きな変化があり、からだが変わり、健康になるのも事実です。

咬みしめることの怖さ

パソコンや携帯、スマホなどをのぞいている時、何気なく上下の歯を合わせていることに気づいた人はいるでしょうか。
咬んで力が加わってくると、頭の骨がどんどん変形してしまいます。
もちろん、一度に目に見えるくらいの変化ではありません。数10ミクロンから100ミクロンぐらいでしょうか。

具体的にはどういう変化があるのでしょう。
①上あご:舌で口の中の上の方をさわって感じられるところに骨の継ぎ目があります。そこが少しズレます。
②頭と首から上の部分:頭は23個の骨でできていますが、全体的にゆがんだりズレこんだりします。
③あごの関節がヨレる。
④歯が埋まっている骨がたわんで、内側や外側に突出してきます。(これは年月とともにはっきり見えてきて、ビー玉ぐらいに丸くなっていることもあります。)
⑤口を大きく開けるだけで、あごはゆがみます。
⑥咬みしめることで両方の頬の筋肉が発達して、よく言う「エラが張った」ようになります。
⑦歯1本1本にも神経が通っていると生きているので、咬むたびにしなります。(これも目に見える量ではありません。

こんなに咬みしめが顔、口、頭全体に影響しています。
咬みしめや口もとに力を入れることが、目に見えない範囲で変形・ゆがみ・筋肉の異常発達をおこすことを十分知ったら意識が変わって 下を向いてパソコンや携帯を見ているときに咬みしめていないか気になってきませんか?

咬み合わせと首

咬み合わせとからだのゆがみが関係があるという話は折に触れてしていますが、 特に首は直接に咬み合わせと関連しています。
普段から首を傾けている習慣のある人は、いつも偏った位置で咬み絞めていたりするのではないでしょうか。

長年の習慣から、あるいは一時的な負荷から、首が曲がったりゆがんだりしていると咬み合わせも狂ってきています。 咬み合わせが狂うのが先か首がゆがむのが先かは、ニワトリとタマゴのように判別がつきませんが、相互に関連しています。

咬み合わせを調整している期間の合間に整体やフェルデンクライスを行って、相互作用で固まっていた筋肉がほぐれていくと、「縮んでいた首が伸びてきてしわが減った」というような現象も起きてきます。 そうなると咬み合わせも大きく変わってきています。
「首美人になった気がする。」という感想も聞いていますよ。

「舌」気づいていること、気づいていないこと

舌って意外と気にしていません。 でも、本当に気づいてあげると顔の感じを少し変化させることができます。

あごのズレも舌が関係あることがあるようです。 また、舌が荒れたことはありませんか?

舌を歯に押し付けることを無意識にやっていると、下顎の緊張がおこり、首がこったり肩がイライラするくらいこることもあります。

舌がダラリと力が抜けていると、意外とからだが楽になって、リラックスを感じるかもしれません。

咬み合わせのキーポイントは糸切り歯

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前歯真ん中から左右三番目の歯が犬歯です。 咬み合わせと全身への影響はこの糸切り歯がとても大事なキーポイントです。

物を食べるときに下あごをいろんな方向にズラしてすりつぶす運動をして細かく砕いてのみこめるようにしていきます。 その角度の役目をする主要メンバーです。 これが欠けるとあごの運動がうまくいきません。 顎だけでなく、うまくいかない部分は筋肉、骨、神経、血管にまで及びます。

口の中のすぐ上には脳をささえる首が直結しています。 脳にどれくらい影響がいっているかはまだデータがとれていません。

糸切り歯を含め、あごが安定した動きをするようになると、頭のすっきり感や、目がよく見えたり、なんとなく感じが変わったということはよく起きます。 だれかこの辺をしっかり観察して結果を出してくださるとうれしいですネ。

歯の側面の調整その後(1)

先週の調整では、調整したらまたあごの位置が動いていくと思われたので 少し控えめの調整でとどめ、また1週間様子を見ていてもらいました。

数日はかなり安定しなかったようで、何度も唇をかんだと言っていましたが、 1週間ぐらいたつと安定してきているようです。

安定してくると当たるところも決まってくるようで、今日も少し削りました。 まだあごは動くのでたくさんは削りません。 ほんの少しだけです。

右の犬歯のかぶせものがかなり分厚い形をしていたのですが、 前回の調整で内側を削ったことで左の犬歯(本人の本来の歯)の形に似てきました。

本人の感想では、ずいぶん落ち着いた感じがすると言っています。 ひっかかりがなくなって、あごが更に楽な位置に行くからだと思います。

咬み合わせを考えて治療することの大切さ

先週の金曜日に歯の側面を削る調整をした方ですが、咬み合わせ位置が動いて当たりが変わったというので今週の水曜日と金曜日に再調整しました。

咬合面はまったく削っていないのに、不必要に出っ張っていたかぶせものを削ったことで舌や唇の位置が楽になり、その結果あごもどんどん楽な位置に動いて行ったようです。 家で歌を歌ったら今までと全く感覚が違うほど上あごに響いてびっくりしたそうです。

先週の金曜日削った直後から唇が楽になったと言っていましたが、次の日には咬み合わせが動いたのを感じたそうです。

咬み合わせが動いたことによって咬むと最初に犬歯のみに当たるようになたったので、犬歯の裏側(かぶせもの)を主に削って調整しました。 ここは本来普通に咬んだ時には当たらないところなのです。

その後さらに動いて2番目の前歯(こちらもかぶせもの)にも当たるようになったのでまた調整しました。 今日の調整によって、まださらに楽な位置に動いて行きそうだし、削りすぎても困るのでこの後は少し様子を見ます。

咬合面をいじらなくてもこんなに変化があることは予想はしていましたが予想以上の面もあります。 咬み合わせを考えて、かぶせもの、詰め物、ブリッジ、入れ歯などを作らないとこういうことが起こるということを目の当たりにして、治療時に咬み合わせを考慮することの重要さを再認識しました。

歯の側面の調整

先日友人との話の中で、某歯科医院で歯の内側を削る調整をしたら肩こりが良くなったという話を聞きました。 その治療状況から、これは効果があるのではないかと思いました。

当院でスプリントの治療をしている患者さんで、以前から他の医院で昔治療したかぶせものの位置が元の歯と変わって違和感があると言っている方がいるので、本人の了承を得て歯の内側と外側の側面を削る治療を行ってみました。 削るといってもほんの1ミクロン程度のことです。 咬合の調整は別の時にしているので、今回咬合面は削りません。

削るのはほんのわずかなので微妙な感覚が頼りの細かい作業ですが、患者さんの口の中の状態を見ているうちにどういう方向だと改善するのか見えてきます。

某歯科医院では「発声が良くなりサ行タ行の発音がはっきりする」「滑舌が良くなる」と謳っていて、歌を歌ったり講演をするなど声を職業とする方にこの治療を推奨しています。 今回この治療に付き合ってくれた患者さんは素人ですが声楽をやっているので、声や口の中の状況には敏感なはずです。

治療前と治療後に「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ、たちつてと、らりるれろ」としゃべってもらい、ICレコーダーで記録しました。

ICレコーダーを再生するまでもなく、治療後の声は変わっていました。 発音がはっきりして滑らかになり、本人もしゃべりやすいと言っています。 それだけでなく響きも変化していて、本人によると上あごにガンガン響いているとのことです。 「このまま歌いだしたいくらい」(本人談)

思った以上の効果に驚きました。

また、その後スプリントをはめてもらうと、スプリントがはまる部分も削ったのですが、わずかにゆるくなったものの、再調整する必要がないくらいでした。 スプリントをはめてしばらく過ごしたのちの感想では、スプリントをはめても舌がゆったりした気がするとのことです。 スプリントには厚みがあるので口の中は狭くなるのですが、舌が一度ゆるむとリラックスするためと、歯の根元まではスプリントが入っていないのでゆったりした部分を感じるのかもしれません。

この治療は誰にでも効果があるとは限りませんが、舌や頬に歯の跡があったり、頬をうっかり咬みやすい、舌がひりひりするなどの症状が気になる方には効果があると思いますし、直接の症状改善ばかりでなく舌や関連する筋肉も緩むことによってそれ以上の効果を感じる方も多いと思います。

「TCH」を直せば肩こりが治る?

「TCH」って知っていますか? 最近東京医科歯科大学の木野孔司先生があちこちで紹介してTVでも放送されています。

人間は普通は咬んだり話したりしないで口を閉じている時には上下の歯は離れています。 ところが緊張したり、何かに集中しているときに無意識に上下の歯を接触させていることがあります。 特に咬みしめたり食いしばっているわけでなくても、上下の歯が当たっているだけで咬むための筋肉や周辺の筋肉は緊張し、それが長時間になれば肩こりなども引き起こします。

「TCH」とは「Tooth Contacting Habit」の略で、このような上下の歯を接触させる癖のことです。 この癖を直せばそのために起きていた肩こりなど、いろいろな症状が改善される方が多いのです。

このことは私たち歯科医にとっては決して新しい話ではありませんが、TVなどで取り上げられて、「歯を離す」という張り紙を家の中に何か所も貼って、それを見かけるたびに「フーッ」と息を吐いて歯を離すという習慣をつけていくと効果があると紹介されたので、見た方も多いと思います。

筋肉の緊張を解くためには深く呼吸をしてフーッと吐くことが重要で、この呼吸により筋肉が緩みます。 自分で頻繁に気付いて行えるという点では、この張り紙法は名案だと思います。

ただし注意しなくてはならないのは、ここで行うのは張り紙通りの「歯を離す」だけではなく、呼吸が重要だということです。 歯を離すことばかり意識しすぎると、今度は逆に歯を離そうとすることで筋肉が緊張してしまいます。 TCHを直すことばかりを意識していると、かえって緊張が持続してしまうのです。 私も経験がありますが、本当に人間というものは無駄な力を入れてしまうものです。

気づいたら深く呼吸をしてフーッと吐いてリラックス・・・これを続けていればあなたの肩こりも治るかもしれませんよ!

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