口から出てくる臭いを口臭と表現します。 食事などで、アルコールやにんにくなどを飲んだり食べたりした後に臭うのは、口の中に残ったものの臭いではありません。 消化吸収されたものが血液中に移動し、ある程度以上の濃度になると肺呼吸をする際に吐く息とともに出てくるのです。 血液内の臭いと息が同じということです。 これは歯みがきをしてもとれません。 時間とともに血液中の濃度が下がって臭いがなくなってきます。
また口の中の臭いは、だれもが持っているものです。 朝起きた時の臭い、緊張して口の渇きを覚える緊張性口臭、女性の生理時の口臭、加齢にともなう老人性口臭などで、生理的な自然の口臭です。
口臭は自分で気にしているほど人には臭っていません。 しかし意識していない人のほうがかなり強い臭いのすることがあります。 喫煙や歯周病、ムシ歯などで臭いに鈍感になっている人です。 どちらなのかはなかなか自分では判断できません。 第三者ならだれでもいいと思います。まずは聞いてみてください。 何か言われたら最初に行ってみてください。歯医者さんへ!