私のオフィスでは、歯周病、咬み合わせを考えた審美を十分考慮に入れて治療をします。
健康と美しさとは一体だと思うからです。
そのためには、気を使ってたっぷり時間をかけ、お互いに話し合いながら、時には最新の装置を使って精度を高めていきます。
通法どおりにやっていては完成度の高いものはなかなかできないからです。
一歩ずつ治療するファーストステップは歯周病の治療です。
成人(20才以上)のほとんどがかかっている病気です。
歯周病治療によって歯と骨の関係をしっかり作り上げておかないと健康美は得られないと考えています。
これを作り上げて歯周病の治療が完成すると、次のつめたりかぶせたりする、一番皆さんが気になる部分に一歩を踏み出します。
白くするセラミック、ジルコニア、イーマックスなど、ずいぶん審美に耐えうる材質が増え、皆さんの選択肢も増えました。
今は、この材質のみにこだわったディスカウントセールが流行しているようです。
歯にかぶせるものは材料だけで決めないでください。
いかにその人の口の中にマッチしたものを入れられるかどうかは、技工士さんの腕や歯科医のセンス、技術、咬み合わせ、審美へのこだわりなのです。
素材にのみこだわるのは健康美を求めているのではなく、見栄えだけです。
見栄えだけではいつかトラブルが起きます。
健康美を作るための基礎作りは簡単ではありません。
健康美は、もしかしたら一番手に入りにくいものかも。
お金では簡単に手に入るものではないのかもしれません。