メンタルを考えた歯科

かとうかずこデンタルオフィスでは受診された方に最善の治療を提供するために、十分なカウンセリングと納得できるまでのお話をしてから開始します。

医科と違い歯科の治療の一番大事な点は、「リラクゼーション」とそして信頼関係です。これがうまく組み合わさらないと咬みあわせのバランスが崩れ、治療の成果が出てこないことがよくあります。

精神的心理的なことや、整体などの要素も取り入れ、「歯」が全身の健康に関与することを実感していただきたいと思っております。

気持ちが楽になっただけで痛みがなくなったり咬み合わせが良くなったりしてしまうのです。 メンタルって不思議ですね。

入れ歯と同じではないインプラントの問題

インプラントは「自分の歯のように」使えて十分満足できて幸せな気分になれるものです。 「その時は」という注釈つきですが。

これからの人生10年、20年を考え、骨に打ち込まれた金属を一生ケアできるスケジュールを立ててインプラントを入れているでしょうか。 人生、どうトラブルが生じるかわかりません。 ましてや介護されることになるとインプラントも入れ歯も同じ扱いをされるようでは口の中の感染を考えたときにかなり違いが出ます。

健康で通院可能であれば歯科衛生士がとても繊細にケアテクニックを守り手助けしてくれます。 これが不可能になったらと思うと、歯科医として身が細る思いがして、からだも歯も心配になります。

ちなみに口腔外科医として仕事をしていたことを考えても、インプラントはこれまでもこれからも手がけないと思います。 咬み合わせを考えると、自分の歯と金属の歯との共存はかなりむつかしいこともあります。

最近インプラント治療における事故が問題になっていますが、 それだけではなく、将来のケアまで考えてインプラントを選ばないという選択肢もありだと思います。