咬み合わせと首

咬み合わせとからだのゆがみが関係があるという話は折に触れてしていますが、 特に首は直接に咬み合わせと関連しています。
普段から首を傾けている習慣のある人は、いつも偏った位置で咬み絞めていたりするのではないでしょうか。

長年の習慣から、あるいは一時的な負荷から、首が曲がったりゆがんだりしていると咬み合わせも狂ってきています。 咬み合わせが狂うのが先か首がゆがむのが先かは、ニワトリとタマゴのように判別がつきませんが、相互に関連しています。

咬み合わせを調整している期間の合間に整体やフェルデンクライスを行って、相互作用で固まっていた筋肉がほぐれていくと、「縮んでいた首が伸びてきてしわが減った」というような現象も起きてきます。 そうなると咬み合わせも大きく変わってきています。
「首美人になった気がする。」という感想も聞いていますよ。

”患者さま”

「患者さん」ではなく「患者さま」と呼ぶ病医院は以前からあったのですが、2001年に厚生労働省の指針に「原則として姓(名)に『さま』を付する」と記されてからさらに広まったようです。

当の患者さんはどう感じているのでしょうか。
じつはあまり気にしていないというのがほとんどらしいのです。
どうも人として大事にされていると感じるポイントは「さま」という呼び方ではないようです。

「『田中さま』とうぞお入りください。」
そのあとにきちんとしたていねい語や敬語を使ってお話ができているでしょうか。
言葉がていねいなだけではなく、患者さんを思いやる気持ちがあるでしょうか。

”患者さま”は名前に「さま」をつけることが基本ですが、単に「さま」をつければ良いというものではなく、しぐさ、その他治療中の術者側の態度で「○○さま」を大事にし、懇切丁寧に仕事をすることが「さま」を使う意味なのでしょうネ。
もう一度自分の接し方を見直しまーす。