かとうかずこデンタルオフィスの治療方針
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「ホッとする雰囲気」と信頼関係を大切に
一歩踏み入れると、通常思い描く歯医者の白い壁のイメージとは違う、アンティーク家具を置いた待合室の雰囲気に皆さん驚かれるようです。
リラックスできる雰囲気でスタッフに迎えられ受付を済ませたら、院長がご挨拶。
特に初診の方からはじっくりお話を伺います。
いきなり歯科用の専用椅子に座らせてお口の中を見るのではありません。
お口の中がどういう状態かざっくばらんに話を伺いながら、 時には全身の不調に関する話も伺い、(全身のことはお口の中にも関係あります。)
今日の、あるいはこれからの治療をどうしたいのかという希望も伺います。
この時はゆったりとしていただいて、ご希望があればコーヒーも出します。
この時点でリラックスして痛みが半減している方もいらっしゃいます。
最後にやっと専用椅子に座ってもらってお口の中を見ます。
そのあとはこれからの計画によって違いますが、 今日のところは痛みどめだけで、治療は次回にする方、 まずは必要最小限の治療をする方、 今日から本格的な治療に取り掛かる方などいらっしゃいます。
1時間のうちお話がほとんどで、最後の5分程度お口の中を見ただけということもあるのですよ。
「ホッとする雰囲気」と信頼関係を大切にしています。
受診された方に最善の治療を提供するために、十分なカウンセリングと納得できるまでのお話をしてから開始します。 歯科の治療の一番大事な点は、「リラクゼーション」とそして信頼関係です。これがうまく組み合わさらないと咬みあわせのバランスが崩れ、治療の成果が出てこないことがよくあります。 精神的心理的なことや、整体などの要素も取り入れ、「歯」が全身の健康に関与することを実感していただきたいと思っております。
トータルな治療
たとえば入れ歯の問題一つとっても、ピッタリ合う入れ歯を作るためには咬み合わせの問題は避けて通れません。それはさらに、からだ全体の問題にも関わってきます。虫歯、歯周病も生活習慣と深くかかわり、からだに影響しています。どれをとってもトータルで治療することの効果が大きいのです。当院ではトータルな治療によって皆様のお口の中の健康を作り上げていきたいと思っています。
虫歯・歯周病・噛み合わせ等、トータルな治療でお口の中の健康を作り上げることにより、患者様の健康を支えていきたいと考えています。
歯の最も重要な機能は、食べ物を噛んで体内に取り込むことです。歯は生命を維持するためのとても大事な器官なのです。だから、機能を回復することは重要です。
さらに近年重要視されているのが噛み合わせです。
現代の食事は柔らかいものが多いですし、じっくり時間をかけてしっかり噛んで食事をする機会が少なくなっています。
デスクワークが増え、日常生活の中では適度な運動を取り入れづらくなってきています。筋肉も衰え、骨格にも歪(ゆが)みがでてきます。その結果、肩こり、腰痛、片頭痛、耳鳴りなどの症状が出るのです。
こうした症状の中には、噛み合わせの悪さが原因のことも多いのです。骨格の歪みが噛み合わせの悪さを引き起こし、噛み合わせが悪くなるとますます骨格の歪みがひどくなります。このような症状を歯科治療で改善するために、当院ではBBO治療(体のバランスを整えながら噛み合わせを治していく治療)(→※こちらへ)を行っております。
BBO治療を行うようになり、噛み合わせの問題が解決されると入れ歯がますます良く合うようになりました。
同時に肩こり、腰痛、片頭痛などの症状も改善されています。
テクニカルスタッフ全員の力で
患者さんに合った治療を行うために、歯科衛生士、歯科技工士、整体師といった各分野のテクニカルスタッフが協力し合ってメンタルな部分も支えながら治療にあたります。スタッフ全員、患者さんを心から良くしたいという共通の思いで協力しています。
もちろん患者さんの声に耳を傾け、しっかりとご説明しながら治療を進めていきます。患者さんが納得し、自ら良くなるための努力をしていただくことが治療の大事なポイントです。
そのためには、テクニカルな部分はもちろんですが、メンタルな部分においても、しっかりと患者さんを支えていきたいと思っています。
長年かかって悪くなった歯は、健康な状態にもっていくのにも時間がかかります。根気よく続けることが何よりも大事です。そのためにもメンタルな部分のケアがとても大切なのです。
当院開設当初からの患者さんも、いまだに定期健診など、10年近くも継続して通院している方が大勢いらっしゃいます。それこそが、私やテクニカルスタッフみんなの勲章です。
機能美=審美=良い歯の状態
機能的に患者さんに合った完璧な入れ歯は、 口の中が痛くなく、きっちり食べ物を噛めるから健康にももちろん良いのです。顎の骨の変形も防げるので、一度作った入れ歯を末永く使うことが可能です。その上、見ためにも自然です。自然な美しさがあります。
虫歯や歯周病で歯を失った場合の治療にも同じことが言えます。 機能美を追求した補綴(ほてつ)は同時に審美的でもあります。「歯は治ったけど人前で笑えない」では意味がないのです。患者さんのQOL向上のためにも、エステティックを加えてはじめて美しい口もとといえるのです。