赤外線治療器スーパーライザー(Super Lizer)
スーパーライザー(Super Lizer)とは
赤外線治療器 スーパーライザーPX
スーパーライザーは、もう10年ぐらい前から医科などで利用が普及しているレーザー治療器です。レーザーと言っても危険なものではなく、温かく感じる赤外線を照射するものです。赤外線の中でも皮膚の内部(数㎜から数㎝)まで届きやすい波長(近赤外線0.6μm~1.6μm)を使っているので、体の表面より深いところを温め、血流を良くします。
血流を良くすることで体本来の回復力を高め緊張を和らげるので、痛みが改善したり、免疫力が向上する効果を期待しています。
歯科と星状神経節近傍照射法
首の付け根あたりに、星状神経節という交感神経が集まっている場所が左右対称にあります。この周辺(近傍)にスーパーライザーで赤外線を照射して交感神経の緊張を和らげると、血行不良が改善して血流が良くなり、酸素や栄養素が良く運ばれるようになります。交感神経が集中して節になっているところ(星状神経節)に当てるので、体の他の部分に向かう交感神経にも作用し、全身のいろいろな面に作用します。
歯科では、顎関節症の治療や咬み合わせの治療時に、あごや口の中やその周辺の緊張を和らげるために用いています。緊張がゆるんで咬み合わせの不具合が改善すれば全身症状の改善の効果も見込めます。
使われているところ
次のような所で広く使われています。
整形外科をはじめてとして、リハビリ科、ペインクリニックなどで使われています。最近ではスポーツ分野でも使われるようになり、Jリーグ、プロ野球、ワールドカップサッカーなどでも使用されています。リオオリンピックでははるばる現地へ持ち込んで使用されました。
次のような症状に効果があるといわれています。
頭痛、五十肩、めまい、肩・腰・膝などの関節痛、むちうち、手足の血行障害、耳鳴り、顔面神経麻痺、各種疾患の疼痛、皮膚潰瘍、帯状疱疹、円形脱毛症、緑内障、顎関節症など。