「舌」気づいていること、気づいていないこと

舌って意外と気にしていません。 でも、本当に気づいてあげると顔の感じを少し変化させることができます。

あごのズレも舌が関係あることがあるようです。 また、舌が荒れたことはありませんか?

舌を歯に押し付けることを無意識にやっていると、下顎の緊張がおこり、首がこったり肩がイライラするくらいこることもあります。

舌がダラリと力が抜けていると、意外とからだが楽になって、リラックスを感じるかもしれません。

咬み合わせのキーポイントは糸切り歯

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前歯真ん中から左右三番目の歯が犬歯です。 咬み合わせと全身への影響はこの糸切り歯がとても大事なキーポイントです。

物を食べるときに下あごをいろんな方向にズラしてすりつぶす運動をして細かく砕いてのみこめるようにしていきます。 その角度の役目をする主要メンバーです。 これが欠けるとあごの運動がうまくいきません。 顎だけでなく、うまくいかない部分は筋肉、骨、神経、血管にまで及びます。

口の中のすぐ上には脳をささえる首が直結しています。 脳にどれくらい影響がいっているかはまだデータがとれていません。

糸切り歯を含め、あごが安定した動きをするようになると、頭のすっきり感や、目がよく見えたり、なんとなく感じが変わったということはよく起きます。 だれかこの辺をしっかり観察して結果を出してくださるとうれしいですネ。

松岡正剛さんのファンになりました。

彼の編集工学論は、私たちの仕事の方法論にまで食い込んできました。 まだまだ本を深く読み込んだわけではないのですが、治療論を論じる方法のポイントがさし示されているのが十分感じ取れて、自分の仕事がとてもやりやすくなりました。

一人の患者さんの治療をどうするか考えることが編集であり、私たちの考えと患者さんの考えをキャッチボールすることにより、何度も編集しなおすことの重要さを知りました。 何かとても治療がしやすくなった感じがします。

一方通行ではない会話、つまりお互いがどう治療したいか、治療を受けたいかと帳尻を合わせていくこと、これは難しいことではないなと感じました。 望むことは全部治療の中に組み込みたいのですが、賛成していただけない場合はもっと詳しく説明し、それでもだめならここまで譲歩することができるという一案二案というふうにカードをいっぱい出すことにしました。

選ぶのは患者さん、あなたです。 結果はそれによって違ってはきますが、努力しましょうネ、お互いに。

16時間プチ断食

今日患者さんが話していたのですが、朝食を抜いて16時間プチ断食ていたら2,3か月で体重が10キロ減り、 医者に警告されていた中性脂肪も減って体調もいいということです。

16時間プチ断食というのは夕食を食べてから16時間何も食べないということで、 たとえば夜8時に夕食を食べて朝食を食べないでお昼になるとちょうど16時間になります。

人間も生物として本来お腹がすいてから食事をするというサイクルが体に合うようにできているので、 朝食抜きの一日2食を標準とすればそのサイクルに合ってきます。 そういう意味で16時間断食は理にかなっていると思います。

私も忙しくて食事をとる暇がなく一日2食になることがあるのですが、かえってそういう時の調子がいいことを感じています。