フェルデンクライスメソッドのセッションを受けて

ジェレミー・クラウスさんの個人レッスンで自分のからだの硬さの指摘を”からだ”で教えられました。
顎、首の骨の第一頸椎、第二頸椎への働きかけは、まさにBBO咬合治療の神髄でもあり、私のちょっとした質問から、皆さんセミナー受講者の前での実践となりました。(私が被施術者となっての実践)

軽く持ち上げた頭は自在に動き、他の人いわく、ロクロ首のようでした!
また、後で言われたのは、腕も抜けんばかりの可動性を示していたとのことで、本人はまったくヘラッとベッドで横たわっていました。

それが、1週間たってもからだが覚えているのか、余裕のある行動と共に、頭の思考回路も何かリラックスしているようです。こんなスバラシイたいけんを私一人してしまっては参加した皆さんには申し訳ない気分です!
皆さんにおすそ分けしたくて、一生懸命フィードバックしてトレーニングしてます。
自分のからだを使ってですが。

歯周病がなくならないわけ

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お掃除道具:こんなにいろいろあります。

歯周病の初期には自覚症状がないのでほとんど気づきません。
本人はもちろんのこと歯医者さんでも他の治療があると初期の症状は、時間の余裕がないと次の機会に後回しにしてしまうことが多いようです。
そうしているうちに口の中で、何かしらコマーシャルでやっているような症状と一致してくるとドキッ。
そして、歯科を意識するようになります。

もしも歯医者さんで治療を受けても、少し良くなって症状がなくなったらもういいと思って
歯医者さんに通わなくなるパターンが世の常です。
しばらくするとまた症状が気になってきて歯科に行きます。
そうやって惰性で歯科に行く繰り返し。
マンネリ化!
これが「痛くなったら行く」という悪い習慣になります。
そして潜かに、着実に悪化していきます。

歯ブラシの仕方は意外にむずかしく、プロに言われるのと自分でやるのとのギャップは大きく、何倍もの労力なので、身につくまでの時間の費やし方はお互いにかなりの根気が必要です。

皆さんの「めんどくさい・時間がない」を受けて、私たちサイドもいろいろ作戦を練っています。
最近のテクニックとして強い消毒力のお薬を歯と歯ぐきの隙間にふきつけて一気に菌を除去する方法や、お薬の服用で菌を減らす、歯みがき剤の中に菌を破壊する薬を入れる(CMでやっている)とか・・・。

でも、残念ながら機械的な清掃(自分でやる歯ブラシと衛生士さんの器械を使ったクリーニング)が一番だというのが臨床医の結論です。
自分の歯みがき・衛生士の歯ぐきの中に埋まっている歯の周りの清掃(PMTC=プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)・そしてメインテナンスの三刀流がほぼパーフェクトです。
このパーフェクトなペリオ(歯周病)治療こそ、これからを生き抜く最大のポイントでしょうネ!